TOKYO DESIGNERS WEEK 2012に行ってきました 2(テクノロジー×アート篇)

子どもと歩き回ってアートな遊び体験を満喫したTDWで、前回のエントリー「子どもが喜ぶ体験型アート篇」では子どもが喜ぶ体験型な作品をメモしてみましたが、それ以外にテクノロジーとアートが融合している作品もたくさん展示されていました。次はこちらをまとめてみたいと思います。

 

■街を背景に漫画カメラ – 週刊CHINTAI × チームラボ

青薄暗く光っているコンテナブース内にPCが並んでいて、奥のカーテンの向こうにはサイネージパネルと撮影スペースが。壁にかけられた縦長のサイネージパネルには自分たちが映っていて、キネクト的に手をかざした操作で設定を進めるようでした。渋谷・池袋などの選んだ地域を背景にした自分たちを、マンガカメラのような処理で撮影できるという作品でした。撮影された画像はCHINTAIさんのFacebookページにアップされる仕組みだったので、さっそく子どもと撮影してみました。
 
 

■お絵かきしりとりアプリ「SHIRITORI CLOCK」– 総合学園ヒューマンアカデミー東京校 チームCOLORFUL

手書きの絵でしりとりをしていくアプリです。時計の電子音に合わせて画面に演出があり、デザインはなんとなしにユニクロックを思い出させるシンプルさでした。iPadで参加を呼びかけている女性がいて、子どもが吸い寄せられて行ったので話していたら専門学校の生徒で、この展示のために初めてアプリ作ってみたとのこと…。子どもが描こうとして描かなかったり、パパが描いて?とか言ったり、パパが描いたら送信でフリーズしたり、復旧してもらってる間ずっと子どもがその女性に抱きついていてイチャイチャしてたり、といろいろあって30分以上滞在することに…。

 
 

■ねこみみだけじゃなくしっぽも!neurowear

ゲームショーでも見かけたあのネコミミがここにも!。入り口はいってすぐのコンテナブースにネコミミ&ネコシッポを装備した女性が2名。脳波でにょいにょい動いてました。

■赤丸を認識して光が繋がる

こちらも青暗いコンテナブースに入って行くと、中にテーブルのような台に、コースターとプラスチックのグラスが。グラスを取ると、コースターには赤い丸がついていて、この赤丸が現れると赤丸の間に光の線が繋がるというしくみの作品でした。頭上の画像認識センサーとプロジェクターでしょうか。

 

■遠隔地でもリアクション付きビデオ会議?「nubot」 – nuuo

ぬいぐるみのようなロボットの頭部にスマートフォンを設置することで、まるで本人がリアクションしているかのようなビデオ会議ができるnubot。SKYPE電話の番号を押すトーン信号でアクションを制御していると、以前きいたセミナーでうかがった記憶がありますが、ちょっと曖昧な記憶です…。展示されているnubotの中にデモ用の社員の方?がずーっといらして、うちの子が気になったらしく、nubotの前に引き寄せられて、手をふっていました。会社からFacetimeで話すこともあったので、こういうのにも慣れているのかもしれません。

 

■さらにつづく

いろいろ作品みていて、一番父子で盛り上がったのは、RhizomatiksによるPerfumeのGlobal siteで展開していたものを、ホログラムを使ったインスタレーションにした作品でした!。これはなんだかすごい体験だったので、また別に図解してメモしてみたいと思います。あと真鍋大度氏 × アルバロカシネリ氏 × Alexis Zerroug氏によるすごく実験的な作品?についてもメモしてみたいと思ってます。次回に。

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TOKYO DESIGNERS WEEK 2012
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