Webディレクター、育児休暇を取るの巻。

最も早死にする職業であるwebディレクター街道をまっしぐら進んでおりますが、夏に2人目の子がうまれたため8〜9月に人生で2回目の育児休暇を取得しました。男性には珍しく2度も育休を取ったので、せっかくなら少しでも男子育休の参考と後押しになればということで、今回の育休をどうすごしたかメモしておくことにしました。育休もありだな…とか、嫁さんにこうすれば助けになるかも?!というなにかの参考になれば嬉しいです。

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2ヶ月の育児休暇をとりました

1人目の子はもう2年生で、2人目が生まれました。7月頭に生まれたのですが、1ヶ月は嫁のお母さんが泊まり込みでサポートしてくれていたので、そのまま勤務していましたが、8月になりお母さんは実家に帰られて、上の子も夏休み突入したので上の子の相手も下の子の相手もという挟み撃ち状態に。これをサポートしようと思い、特に上の子の相手をせねばと思い育休取得しました。

上の子が生まれたときも育児休暇をとったのですが、当時の職場で男性で初の育休取得で、総務の方と相談しつつの取得でした。現在の会社では初男子ではなかったので、すでにしっかり制度が決まっていましたが、休み中に出会う方たちからは「すごいですね、いいですね〜」とか「いい会社ですねえ」とかよく言われました。その裏には「男性が長期で育児休暇って現実的にはけっこう厳しいからなぁ」という思いがすごく感じられました。検索してみると、実際2014年での男性育休取得率はわずか2.03%だそうで、その中でも1〜2週間のお休みを取る人がほとんどで、1ヶ月以上の育休をとる人は1000人に4人もいない程度の数が今の世の中の現状だそうです。

<参考>
育児休業の取得率は女性76.3%、男性2.03%~25年度・雇用均等基本調査結果速報~ | 労働調査会

 

では、実際どんなふうにすごしていたか、思い出しつつメモってみました。

 

朝はばたばたとゴミ捨てて学校へ

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エレベータ無し5階なので、ゴミ捨てなどもやることに。あと毎朝上の子を学校へ送っていき、先生に託す役目も。夏だったので毎朝あつあつに。食洗機と洗濯もの干しをかなりやりました。夏だし洗濯ものがどやどや出てくるので、1日にごうんごうんなんども回すことに。嫁さんのお母さんの影響で、NHK連続テレビ小説の「まれ」を家族で見るようになりました。

 

昼は家事しつつおでかけしたりも

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昼間は家事の合間にでかけたりもしつつ、上の子の夏休みな期間には男2人旅にでかけたりしました。家事をちょっとでも軽減するのに、そうとうぼろくなっていたドラム式洗濯機や、それのポイントで手に入れたロボット掃除機!!を手に入れて、家事しつつも自分もちょっと楽しんだりしました。上の子の夏休みを、まるまる一緒に過ごせたのは、いい思い出になりました。家にずっといると、家の中をきれにしたくなり、小さい植物を花屋さんで買って飾ってみたり、ベランダをきれいにしてみたりとベランダ男子的なことをやっとりました。育休中にとうとうDeAGOSTINIのロビも完成しました。

 

夜はお風呂にはいって寝かしつけ

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上の子迎えに行ったあとは、一緒に遊んだり、勉強を無理やりやらせてみたり。そのあとはご飯のサポートして、抱っこして、皿洗って、抱っこして、お風呂いれて、寝かしつけるという流れでした。お腹がすくと泣くし、おむつを替えて欲しいときにも泣くし、眠いけど寝たくないときも泣く赤ちゃん。おっぱいあげられるわけではないのだけど、どんなときでも抱っこしてあげるだけで、かなり奥さんのヘルプにはなってるなぁと思いました。一人で育児していると、泣くたびに進めているタスクが止まってしまうので、ごはん作るにも仕事するにも、本当に大変…。「なにはともあれ抱っこすべし!」という男子育児休業の極意をマスターしました。

 

その他、育児休業取得前に気になったことをメモメモ。

 

給料はどうなってしまうのか?あるの?ないの?

やはりこれがどうなるのか気になる毎日の暮らすためのお金のこと。育児休業の間は会社からは無給ですが、雇用保険から育児休業給付があるのですが、基本給の67%ということでした。会社によっては福利厚生が厚いところもあるとおもいますが、67%という数字は厚生労働省で決まっている%でした。ただ、この数値も平成26年4月に50%→67%に引き上げがあったようです!ただ、基本給の67%なので、各種手当などは含まれないところや、育休中には社会保険は免除になるけども、住民税はそのままかかるといったことも。詳しくは以下を見てみてください。

<参考>

 

どれだけの期間取れるのか?社会復帰できるの?!

1歳に満たない子の世話をするための休業期間に対する制度なので1歳になる1年間が最長ということのようです。保育所に入れないなど特殊な場合は1歳6ヶ月まで伸びるようですが。ただ、さすがに半年とか1年間とか休むと、社会復帰できないほどになってしまうので、一人目の子のときも今回も2ヶ月ちょいという期間で取得しました。それでも十分に社会復帰できるか危機的ですが…。

<参考>

 

男子育児休業のすすめ

いろんな方にご迷惑かけつつも、嫁さんをサポートするべく育児休業して本当によかったと思います。両家とも実家が離れているということもあって、自分が一緒にやらねば!という状況でもあったので。上の子のときの育児休業よりも、さらに内容の濃い数ヶ月が過ごせました。仕事とプライベートとやっぱどっちも大事!というのが再認識できた気がしました。
嫁さんに事後にヒヤリングしたところ、泣いたときに抱っこしてもらえて自分の時間が少しでも確保できること、一人のときはお風呂に入れるにも大変だったこと、今回は赤ちゃんだけでなく上の子にも対応もあったのでそれが助かったこと、というまずまずの感想をもらいました。よかったよかった。