山形の「みちのおくビエンナーレ2016」に今年も行ってきた

2014年にも訪れたみちのおくビエンナーレでしたが、2年後の今年も山形で開催されるということで、9月の土日週末で行ってきました。みちのおくビエンナーレは東北芸術工科大学が中心になって開催している現代美術のイベントで、文翔館や山形まなび館などの歴史的建造物を会場にしてさまざまなアーティストが作品を展示しているイベント。芸術監督は荒井良二さん。2年前にきた際は、荒井さんと一緒に川沿いに行って石を並べて火をおこし、みんなで芋煮を食べたりハンカチ落としをする、という異次元な体験をしたものでした。今回は家族4人でゆったりと山形市内めぐりだったので、見た作品数は少ないですが、とりあえず絵でまとめてみました。

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まずは文翔館に向かう。存在感すごい。
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荒井さんの作品を見る。
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ひじおりの灯は過去に偶然温泉街で遭遇した作品。夜の温泉街が彩られてた。
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荒井さんと学生がワークショップで作ったお面。
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人が描いたお面にお話をつけるというもの。
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枯山水的な石の上ですごろくするスゴロック。ジムスナイパーで荒らしてごめんなさい。
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西村写真館にも再訪。2階は柔らかい光の入るスタジオが。
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新しくできていたトンガリビルに入っていた店舗「山の形ストア」デザイナーさんの商品を販売していました。
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文翔館の議事ホールで展示されていたミロコマチコさんの作品
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動物たちの目が強烈な印象。木じゃなくプラスチックのような素材感。
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動物が引いている車の扉の外は人間からの物語、内は動物からの物語が。
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山形周辺の山の名前を木で表したもの。これは「千歳山」だったか。
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今回はあまり時間がない中でしたが、家族で山形市内をプラプラしてきました。文翔館もそうですが、山形まなび館、西村写真館、千歳館など、大正・昭和な建物が多くのこっていて、見つけると楽しいです。また今回のビエンナーレでは、町中のお店や建物などが小説に盛り込まれたガイドマップとしての小説集『ブックトープ山形』をチケット購入時に渡されたのですが、その町中の紹介の仕方も地図とはまた違って新鮮でした。作品の展示だけでなく、LIVEや夜の店、イベントなども多く開催されていて、今回はそこには参加できていませんが、そこで山形のいろんな話を聞くことが、もっともっとビエンナーレを楽しめるところだなと感じました。