みんなでストレングスファインダーをやって、2020年のチームビルディングをビジュアルで考えてみた。

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2019年から混ざらせてもらっているチーム「グラフィックカタリスト・ビオトープ」のみなさんと以前からやってみようと話題になっていたストレングスファインダーをやってみました。個々でやって見るだけではなく、やったものを持ち寄ってみんなで集まり、他の人へのフィードバック、自分のふりかえり、周囲からの参考コメント、その人の2020年のキャッチコピーをみんなで考える、というタムカイさん式ワークショップを楽しんできました。

 

こんな流れでやってみた

1. 個々にストレングスファインダーやる
2. 全員の分をリストにまとめる
3. 上位10つの資質、下位5つの資質を見る
4. 先生から資質をみて所見もらう
5. 所見を聞いた上で2019年の振り返り
6. 5を補足するまわりの人からのコメント
7. その人の2020年キャッチフレーズを考える
8. みんなからもらったキャッチフレーズから1枚決める
9. 模造紙の上に全員選んだキャッチフレーズを置く
10. 2軸を設定しそこでチームビルディング
11. チームの動きや、個々の動きをビジュアルとともに話す

 
 

ストレングスファインダーの基本

弱みを改善するよりも、自分の強みに意識を向けそれを活かすことで能力を発揮しようという考え。人の持つ才能をあらゆる角度からあつめ、5000種類以上あったものを34の資質にまとめたもの。1〜10位までの上位資質と最下位5つの下位資質に分けてみる。上位資質は意識しなくても自然にできていること、当たり前にできていること。脳のシナプスが高速に繋がるかのように自然に出ちゃうもの。資質へ投資して自分の武器に!。下位資質は眠っている資質。低速で、マネージメントする必要がある。資質は飼い慣らして活かしまくることが大事。ストレングスファインダーでは相反するような資質が共存することもあるのが特徴。

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私のストレングスファインダー結果

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先生から私の資質への所見メモ

最上志向」いい人と繋がりたい、できる人のコミュニティにいたいと考える。「慎重さ」はリスクを見る資質で「信念」はこだわり、自分の物差しの中で行きたい傾向。「未来志向」「着想」はアイデア・面白いこと考えている。ひとりで全部完結してしまっている傾向が見えるNo.1 リーダーではなくNo.2 参謀タイプ、もしくはすごく異質なリーダー?譲れない価値基準にはとても頑固に抵抗するのではないか。「アレンジ」は変化を生み出す資質で混沌な状態に燃える。ただ自分の価値基準に固執しすぎるとアウトプットできない。「成長促進」マイナス→0にあげる動機 不確かなものをできるようにしたり、面倒見がよい、学校の先生タイプや子育てのこととかも、人の成長を待てる資質。

指令性」が下位にあるため、パワーによるトップダウンな指示には抵抗しそう。信念に合わないとやらないのではないか。「戦略性」は問いをたてたら道筋が見える資質。「慎重さ」と「未来志向」「着想」などの新しいことへのアイデアのバランス。

 

キャッチフレーズをもらう楽しさ

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先生からのコメント、自分のふりかえり、まわりからのコメントののち、自分以外のみんなからキャッチフレーズをもらうのだけど、考えるのは難しいけれど、誰かから考えてもらったものをもらえるのはとても嬉しい。グラレコ してもらう、とか似顔絵描いてもらう、とかに近い感覚の嬉しさ。全員おわったところで一気にあけて、自分がどれを目指したいかで1枚をセレクトしました。

 

ビジュアルを使ったチームビルディング

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縦横2軸を話し合って設定した後、自分のキャッチフレーズがどこに当てはまるかをマッピング。置いてみた上で、それぞれのメンバーの関係性や、2020年にどうしていくか、どう関係してよい補完関係をつくっていくか?といった話し合い。このときに模造紙にマーカーで自由に書き込んでいくのですが、関係性を矢印で表現したり、もこもこしたり、ほんわかしたり。ゴールが見えていない時点での関係性をすこしづつ探っていくときに、はっきりしたビジュアルではなくて、形容詞的な印象を補完するようなビジュアルの表現で描いていく。これがとても面白いのだけど、自分はとっても苦手な表現なんだなぁというのも実感しました。どうしても具体的な物を描きたくなってしまい、こういう表現は思いつかないことに気づきました。

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2020年のチームイメージできあがり

上下軸は発信 / 受信、左右軸は自分軸 / 他人軸となっています。最終的にできあがった2020年チームのイメージ。その場にいない人があとでこれを見てもなんのことだかわからないものですが、その場で線をひたり位置をかえたり、チームの関係性をプロトタイプしていくことで、自分はどうしていくのがいいか、何をするのがいいか、といろいろ考えることができました。1枚高いところの別次元にいるのも、とても面白いアウトプットとなりました。

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