会って聞いてみた:(株)katamari 谷口くん

いろんな会社のいろんな人の話を聞いて、いいアウトプットしている人はどんな考えや環境で仕事をしているのか?ということを聞いてみよう計画の1人目として、katamari 谷口恭介くんとごはんすることに。谷口くんとはこの仕事を始めた初期も初期に、京都の左上にあるekzmという会社で濃い数年間を共にした人で、席も隣だった。この会社ではいろんな人が集まり、そしていろいろなところへ転職していって、今ではそれぞれの場所で力発揮していて、本当にごった煮の中だったけど、すごく大事な期間だったなぁ。そんな谷口くんと、現在の同僚山口さんとの三人で渋谷のなぜかラブホど真ん中にあるすずめの御宿というところで一緒にごはんしてみました。
 
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・聞いた人:谷口恭介さん(株式会社カタマリ)
・場所日時:すずめの御宿@渋谷 2012年10月31日夜
・話聞く人:中尾仁士(電通クリエーティブⅩ)と同僚の山口さん
 
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■katamariがあるAID-DCCってこんな会社

■katamariの体制って?
・デザイナ:5〜6人
・プランナー:4〜5人
・webディレクター:2人
・システム:2人
・デベロッパー:5〜6人
・映像:2〜3人
全体20人程の構成で、職能ごとにチームとリーダーがいるとのこと。リーダー以外は上下関係は無く、フラットな社内らしい。katamariのWebが公開されたときの7〜8人くらいの名前とその上に色がついた●のWebサイトの印象が強くて、もう20人もいるんだ、という印象でした。

■仕事への姿勢や今後の方向性
いろんな仕事が殺到しているイメージがある会社なので、案件とメンバーのアサインはどんな風にマッチングしているのかも聞いてみました。

オリエンなどは可能な限り全員が参加するようにし、ブレストにもできるだけ参加するとのこと。オリエン~3日後あたりにブレストし、おもしろい案を出した人が担当するという流れ。みんな積極的に担当したがる雰囲気があるらしく、このあたりのしくみにもkatamariの強さがあると思いました。
企画する上でこだわっているポイントやポリシーみたいなものも参考に聞いてみると、
「それほんまに参加する?オモロイかもしれんけど、実際やらんのちゃうん?ってのは常に考えてます。」とのこと。

katamariがこれからやっていきたい方向ってあるのかも聞いてみました。

単に製品のスペシャルWebサイトを作って置くだけでは、成果だすことも、人目につくことも難しくなってきてるから、新しいも領域にどんどんチャレンジしたいとのこと。実際にZIMAの事例やよしもとの事例など、イベント的なことたプロモーションを絡めた事例も実現されていて、方針がしっかり実現の方向へ進んでいると感じました。
また、こういった新しいチャレンジをすると、業界内でも目に留まりやすい、そうすると有力な人材がくる、パワーアップする、またいい仕事ができる…というわかりやすいプラスのループに数年前からはまってるのだと思いました。

■最近のお仕事実績についても聞いてみた
 

専用のバスを●万円かけて改造し、バスの中でZIMAを飲みながら、連動する映像をつかって新しいクラブのような体験ができるイベント連動なプロモーションでした。イベントをするだけではなく、DOMMUNEとのコラボでリアルタイムな映像を配信したり、有名なDJの起用、CM用にもバスをもう一台用意し、同じフレームでCMも撮影するなど、立体的な展開になっていました。同僚も参加してきたのですが、中のプロジェクターは75℃で車内は暑かったようでした。バス内映像やCMはAOI Proさんとのこと。
 

URBAN RESEARCH 2012 AW-STYLE AtoZ
この案件は直接取引のクライアントで、ZOZO TOWNだと仲介手数料をもっていかれてしまうので、なんとかZOZO TOWN内のURBAN RESEARCHのページにきた人を、自前のECへ誘導したいという件。これに対するソリューションがとてもおもしろかったです。
 

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ZOZO TOWNの中で好きにできるのは自社の商品画像だけなので、ここの商品画像の中で人文字をつくり自前ECへの誘導をしよう!というもの。IやAの文字ならまだ服の商品画像として成立していますが、ツッコミどころのある「_」アンダースコアにも画像を用意してみんなにTwitterでつっこみさせる、そしてそれをさらに広めるために、写真で一言、な「ボケて」とのコラボでより拡散させていました。ツイートが増えることで、ZOZO TOWNトップのツイート表示にもURBAN RESEARCHのツイートが増えることで、ZOZO TOWNのトップをジャックしましょう!そして結果的に自前ECでの売上アップしましょう!という企画。これで成果がどのくらいでたのだろう?とかももちろんあるんですが、この課題に対するアイデア〜エグゼキューションが、ものすごく谷口くんっぽくて好きだなぁと思った事例でした。
 
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ゲームのUIデザインまで?
高いデザイン力を示唆するような依頼として、バイオハザード6のUIコンセプトデザインのようなものもあったそうです。ゲームのクレジットに名前出て嬉しかったそうです。映画やテレビ、アニメなどのエンドロールに、Web制作スタッフが載っていることがありますが、同業者としてこれは羨ましいなぁといつも思います。

■なぜクオリティ高い仕事ができるのか?
katamariが、クオリティ高いアウトプットできている理由はどこだと思う?という質問をしてみたところ、「優秀な人がいるからじゃないですかね〜」と。まぁたしかにそうなんです。上でも書いたようなプラスのループ、仕事のアウトプットにこだわる→新しいチャレンジ→よいアウトプット→目立つ→次の仕事オファーにつながる→高いスキル・モチベーションのある人が入社→(※くりかえし)が実現できているからなのだと思います。そんな社内の評価システムは、前期の自分の評価を5としてそこから成長しているかどうかを見るそうです。(スパイラルアップというらしい) 

また採用については、技術ある人は常に求めている体制で新卒も2名採用されているそうですが、現状集まっている高い技術をもった人たちに混ざってそこで活躍できるほどの技術力をもっている人のみが採用の可能性があるんだと思いました。

 

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Katamari Inc.
http://katamari.co.jp/

AID-DCC Inc.
http://www.aid-dcc.com/

憧れキャンプスタイル満載 GOOUT CAMP

富士山のふもと、本栖湖のすこし南のふもとっぱらキャンプ場で8/29~30に開催された雑誌GOOUTが主催のキャンプ+イベント+フェスのようなイベント、GOOUT CAMPへ参加してきました。広大な敷地に数百ものテントが設営され、ステージではライブがあったり、販売エリアではキャンプ用品が売られたり、ファミリーで楽しめるイベントが盛りだくさんだったり。キャンプ好きによる祭りのようなイベントでした。公式には「おしゃれでゆるいキャンプイベント」とうたっています。

■雑誌とイベントの連携
イベントに参加してみてまず気づいたのが、参加者のファッションがおしゃれだったり、テントやその周りの飾りつけやキャンプ道具等、すごく個性があったりおしゃれの塊だったということでした。キャンプをはじめたばかりの人がおしゃれな人たちや道具などのスタイルを見る→いいなぁと思う→来年のGOOUT CAMPでは自分も!→買っちゃう。 というサイクルがあるある、とはまりつつある自分も思いました。

飾り付けされたおしゃれテント

 また会場内で雑誌掲載用の写真撮影が行われていたり、おしゃれテント飾り付けのコンテストが実施されていたりと、集まったモチベーションの高い人たちをしっかりと魅力的なコンテンツに活用されていました。人と同じ物ばかりじゃいやで、なにか自分ならではの工夫をしたい!という考えがあちこちから見えてくる気がしました。とくに気合を感じたのは、中央にあるメインストリート沿道にあるテントで、ここはもともと人目につく場所なので、気合ある人が見せたくて設営するようです。

■朝から晩まで楽しめるイベント盛りだくさん
金曜夜の前夜祭にはじまり、土日にさまざまなイベントがあります。100人で同時にフリスビーなげるイベント、キャンドルをつくるワークショップ、腕相撲大会、一発芸大会、みんなでヨガ、みんなでラジオ体操、のようなものから、巨大な蛸の大凧だったり、100人×100人のキャンプコンパ??だったり、気球があがっていて乗ることができたり、メインステージでは清水ミチコやDE DE MOUSEのライブがあったり。ファミリー向けから大人向けまで楽しめる多彩な内容でした。

大蛸凧

100人フリスビー

DE DE MOUSE

朝の気球

広大なキャンプ場

自然が気持ち良いです

自分がやってみたいスタイルを自分たちのペースで思いきり試すことができる楽しいイベントでした。

 

大きな地図で見る

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おしゃれでゆるいキャンプイベント GOOUT CAMP
http://www.gooutcamp.jp/

越後妻有 大地の芸術祭行ってきました(1日目)

越後妻有地域の里山や廃校となった小学校などを舞台に3年に1度開催している越後妻有 大地の芸術祭に先日行ってきました!。行く前から広大なエリアに広がっていること、1日じゃとてもまわりきれないことを聞いていたので、宿をとって車で子どもと2人で行ってきました。東京から230kmほどあり、関越道までの環八もあり、結局5時間ほどかかっての新潟十日町への到着でした。

■芸術祭の中心 キナーレ
キナーレという変わった響きの言葉。越後妻有里山現代美術館がこの芸術祭の中心で、まずはここに向かいました。道中の十日町商店街には閑散としていて、これは本当に芸術祭を開催しているのか?と不安になるほどでした…。でも地域で有名な新潟へぎそばの老舗 小嶋屋総本店さんに入ったとたん、人がいっぱいいて、ほっとしました。

キナーレの中には、意味はわからないけどなんだかおもしろいものであふれていて、やたらこどもが楽しんで体験したり食い入るように見つめたりしていました。中に入って見たりできる体験できる作品が多かったのも、子どもウケがよかったようです。特に印象に残っているのは、やはりキナーレに入ってすぐ広大なエリアを使って展示されていた、クリスチャン・ボルタンスキー氏の「No Man’s Land」という展示でした。サイトの作品紹介を見ると人間の「生と死」「記憶」をテーマにしていることを今初めて知りました。こどもはずっと「洗たくして干してるんだよね。」と言ってました。

他にもトンネルの遠近感をドラえもんのガリバートンネルのように実際にどんどん狭くしていって、歩くと不思議な体験ができる「トンネル」や、床屋さんの赤と青のグルグル回っている物の内部を歩く体験ができる「Rolling Cylinder, 2012」など、体験できるアートがやはり記憶に残りました。

■もう1エリアが精一杯?
キナーレはかなり作品満載でした。次のエリアに行こうかと思って調べてみると、徒歩ではとても行けず車で15~20分ほどはかかりそうなところばかりで、車でない方たちは巡回バスで回って大変そうです。次は友人からも超おすすめされていた、「光の館」に行ってみることに。小高い丘を登って行くと、怪しげな館が現れました。大きな階段をあがって中に入ると、その1室の天井に謎のスペースがあり、なんと屋根と天井がスライドし、この部分から空が見えるような部屋なんだそうです。当日はあいにくの雨模様で曇ったりいきなりドザーっと降ったりしていたため、この時も閉まったまま…。一瞬開けますよー!と開きかけたものの、また突如雨がきて隙間から光が見えかけたところでまた閉まっていったのはよい思い出です。和室から外から子どもは駆け回っていて楽しそうでした。

■廃校になった小学校がおばけワールドに!
この旅の前にいろいろ相談していた友人にばったりと「光の館」で出会い、どこ行くか迷子のようだった親子が九死に一生を得ました。次のエリアもひっついて行くことに!まだぎりぎり間に合うとのことで、絵本と木の実の美術館に車で15分ほどで移動し駆け込むことにしました。ここは既に廃校となっている小学校全体を舞台に、流木や竹などをつかってかつての先生や生徒そしておばけまでもを再現しているという作品。なんておもしろそうな…。校舎に入ってすぐの広い体育館には色鮮やかな流木で組まれたオブジェがたくさん展示されていたり、体育館に置かれたピアノや木琴、鉄琴が鳴らされていて楽しくにぎやかな雰囲気でした。まっ先にうちの子も鉄琴をかき鳴らしに行ってました…しかも激しく…。みんなの描いたおばけの絵展示や、すべて竹でつくられた家自体がいろんな音を奏でる「どうらくオルガン」など楽しいものばかり。おばけの絵やオブジェなどは割りと本気で怖がっていました。怖がりすぎなうちの子。

 

学校のまわりには田んぼや山々の緑、民家。もう夕暮れで暗くなっていく景色と相まって、とても懐かしく楽しい体験でした。穴を開けた竹が吊り下げられ、それを竹でボコボコ叩いていろんな音を出して遊ぶ作品を堪能しました。こういうところに住みたい、とか思ったりもしました。

■宿もよかった…
絵本と木の実の美術館を見終わった頃にはもうだいぶ暗くなり始め、一緒に回ってもらった友人2人をキナーレに送り、自分たちは山道とカーナビのいじわるにもなんとか乗り切って宿に向かいました。よく仕事で十日町に通っていた父親におすすめを聞いて予約した宿の大沢山温泉 大沢舘に宿泊しました。和風で雰囲気のある宿でとリクエストしたのですが、本当にぴったりとはまる、ものすごく居心地のよい宿でした。露天風呂も月がきれいに見えて堪能しました…。また泊まりたい度:★★★★★です。

 

2日目のメモはまた次回エントリーで。

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越後妻有 大地の芸術祭の里
http://www.echigo-tsumari.jp/

チームラボに行ってきたメモ

京都のWeb制作会社時代の元同僚 吉田さんに突然連絡して、まえまえから気になっていたチームラボへ潜入してきました。ひとりで行くのもなんだしなーと思って、思いつきでラナデザイン(ラナグラム)の丹野くんと一緒におじゃましてきました。

■チームラボさん事務所に潜入!
水道橋の駅から3分ほど歩いた所のビル、4~7階にチームラボがっ。緊張しつつエレベーターあがってみると、受付には噂のアレが。あ、吉田さんもいる。なぜかダルマを抱えている…。


こ、これが「Face Touch」かー。受付に設置されていて、部署や名前から他人を呼び出すと、その他人のPC内のアプリでポップアップするというしくみらしい。すでに同様のものが数社に納品されているらしい。うーむ自社開発っ。


しきりの全くない開かれた打ち合わせスペースの階。隣の打ち合わせ声が聞こえすぎるんじゃ…とも思うが、これがきっとチームラボ流なんだろ…。机面がドット絵で構成されているもの、日本画風の東京が描かれた机(スカイツリーの壁画のために作られた作品とのこと)、机が大きな紙になっていて、打ち合わせしながら書きながら共有できる机だったりと工夫満載の打ち合わせスペースだった。

■社内も展示スペースになっている

社内のいたるところには今までのアート作品のサイネージが展示されていて、あのチームラボハンガーも実際お試しできるように設置されていた。2つ持ち上げたらどうなるんだろうーとか、結構ハンガー壊れやすそうね‥とか気になる所はありつつも、もちろんこのあたりも鋭意改善検討中とのことでした。

チームラボさんが最近力を入れている、アート系の作品制作については社内には5~6名の方が担当していて、日本画を描かれるかたもいるとのこと。そういえば隣の唯一しきりのある会議室にも日本画が飾られていたり、さきほどのスカイツリーの壁画などもすべてその方が元を制作されたそうです。

■ウルトラテクノロジスト集団ってどんな体制?
社内のことを質問してみると、社員は全150人ほど、グループなど入れると300人近くもいるらしい。プロジェクトの提案から制作進行まですべてを担当するカタリストと呼ばれる職種の方が20名ほど。一般の制作会社的にはWebディレクター?のような仕事内容でした。Webデザイン担当は10名ほど。他にウルトラテクノロジスト集団のコアを担っているシステムやプログラム関連の方も100名以上!もいるそうです。これはすごい技術力だなぁ。

それにしても、カタリストってなんだろう?

特長だったのは打ち合わせスペースの奥のエリアが工作室的なエリアになっていて、LANや電源ケーブルがいたるところから出ていたり、検証用サイネージパネルがあったり、海外にすぐいけるようスーツケースがあったり…。国内外にひろく進出しているチームラボさんならではの部屋だなぁ。

■ウルトラテクノロジスト集団ってどんな教育制度?
新卒の教育等についても質問してみると、基本的にはいきなり案件担当に抜擢され、OJTで学んでいくという考え方だそうです。カタリスト(ディレクター)は予算から提案、制作進行まですべてを1人でやる、Webデザイナーはマークアップまで全員がやる、そういう企業文化のようです。ものづくりな会社だなぁという印象をうけました。

■中尾 感想メモ

  • アートな作品や猪子さんプロモによりチャレンジングな案件が集まってくるしくみ
    【事例】ダイキン×TeamLab 雲プロジェクト
  • 試作を作ったり技術的な試行錯誤をできる設備や文化が根付いてた
  • 自分でがんばってできるようになれ文化
  • 日本画を描く人、電子工学の人、いろんな異文化が混ざっておもしろくなってる
  • やっぱり猪子さんいいなぁ、会ってみたい
  • ハンガーのセンサーも以前は社員が内職のように手作りしてたらしい 熱い

■丹野くん 感想メモ

  • 全面的に技術よりな会社であり、そこを柱としながらも、コンサル、デザイン、映像、CG、インスタレーションとほぼオールマイティにできる様子
  • 社長が広告塔としてとてもよく機能してて、仕事の周り方、営業的な観点で大変参考になった
  • 社長の急な思いつきでスタッフが振り回され、そのムチャ振りに食らいつき乗り越えていく事で成長するというのはどこの会社も同じ様子
  • 研究熱心で行動力ある人は努力次第でいくらでも結果を出せそうな環境に感じた
  • トップから全体にわたり技術者に理解がある(環境、体制、案件、etc)
  • インスタレーションをやる技術者にとっては設備など充実してて素敵な環境
  • ラボ室の方々の表情が良く、楽しんで仕事してる様子
  • 案件で作られた事例がすぐ触れられるようにディスプレイしてるのはとても良い

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チームラボ株式会社
http://www.team-lab.com/
 

はみだし塾 vol.11 川村真司氏

2012年9月11日
AOI Pro. 大崎本社 大会議室

葵プロモーションさんが開催されているはみだし塾。はみだした広告作っている方を招き、これからの広告がどう変わっていくかのヒントを探ろうという会。無料で誰でも参加できるため、早速行ってきました。

■企画の根底「SIMPLE & UNIVERSAL」

  • 東京、ロンドン、アムステルダム、ニューヨークとさまざまな国・広告代理店で広告を作られてきた
  • その経験からどの国や文化でも人間が本質的に感じる部分を企画の核にすることで、より強い・拡がりのある作品が作れると感じた
  • 「SIMPLE & UNIVERSAL」を企画の根底で意識している。

その後、広告を作る時気をつけている3つのポイントに沿って事例が紹介されました。

■ポイント1:「CREATIVE PROCESS」(作り方から作る)

  • 対象をどう伝えるかをロジカルに考えて表現を作っている
  • 制作前(どう作るか)から制作後(どうひろがるか)まで考える
  • プロトタイプを作って検証しまくる
  • 制作プロセスもコンテンツの一部となる

【事例1】SOUR – 日々の音色
 シンプルなアイデアで世界中から視聴

【事例2】androp – Bright Siren
 メイキングのプロセスごとエンターテインメント

【事例3】androp – World.Words.Lights.
 ライゾマや明和電機と協力

【事例4】SPACE SHOWER TV – MUSIC SAVES TOMORROW
 真鍋大度氏、清水幹太氏と共に本物の精子を動かそうと試みた事例 実際はCGに

【事例5】NHK – TECHNE
 いろんな方の作り方~作品をみたいため企画

■ポイント2:「NEW USE OF MEDIA」(メディアの新しい使い方)

  • 横井軍平氏「枯れた技術の水平思考」
  • 知っている技術を違った使い方をしてうまく使うこと
  • 今ならTwitterを何かうまい使い方考えたりするほうが

【事例6】Rainbow in your hand
 パラパラの軌跡が虹に。めくる動作をエンターテインメントに

【事例7】SOUR – 映し鏡
 ブラウザ、MVを違った形で使用。清水幹太氏との初の協業

【事例8】SONY – MAKE TV
 ソニー製品を駆使したインタラクティブTV番組

【事例9】ユニコーン×宇宙兄弟
 雑誌や漫画、CDに散りばめたメディアミックスな隠し要素をMVでタネ明かし

■ポイント3:「STORYTELLING TECHNOLOGY」(新しい物語体験するためのテクノロジー)

  • 適しているテクノロジー、メディアを選択して使うこと
  • ただ流行ってる新しい技術というだけで使った作品は数年後にどうでもいいものになってしまう
  • いろいろなテクノロジーをちょっと違った使い方で

【事例10】androp – Bell
 曲のテーマである伝えることの難しさをTwitterとゲームで表現

【事例11】TOY TOYOTA – Backseat Driver
 TOY TOYOTAというおもちゃブランドを通じて社の姿勢を伝える

【事例12】intel – POP-UP THEATER
 フラッシュモブ的な映像をYoutube上でひろめる

■3つのポイントのバランスが大事

  • 「CREATIVE PROCESS」「NEW USE OF MEDIA」「STORYTELLING TECHNOLOGY」のバランス
  • アイデアとテクノロジー検証は同時に進めているが、自分も技術について理解するようしている
  • アイデアやクラフトを担当するCD と 技術、実現を担当するTDでのチーム

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川村真司氏
http://www.masa-ka.com
http://prty.jp/

はみだし塾
http://hamidashi.com/