こどもがはしゃぎまくって汗だくになる「魔法の美術館」へ行ってきた。

夏休みにさいたまスーパーアリーナで開催されていた「魔法の美術館 光と遊ぶ超体験型ミュージアム」に行ってきました。この展示は2013年9月にも「光のイリュージョン『魔法の美術館』~Art in Wonderland~」として、上野の森美術館で開催され、その時もこどもと行ってみたのですが、どの作品もこどもが楽しんでいたので、今回も!ということで行ってきました。

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SENSORS IGNITIONのトークセッションに入れなかったので展示ゾーンのテクノロジーをいろいろ見てみてきた

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テクノロジー×エンターテインメントの未来をとりあげている情報番組「SENSORS」がトークセッションや実際のテクノロジー展示をするイベント「SENSORS IGNITTION 2015」が虎ノ門ヒルズで開催されていました。キーノートに真鍋大度氏、その他トークセッションも第一線で活躍されている方たち、ということでぜひ参加しよう!と思い向かってみたら…

な、なぜだ…
トークセッションのチケットが買えていなくて、アフターパーティー(有料)のほうだけ買っていたため、トークセッションに入れずという無念すぎる事態に…。無念すぎるので、無料で入れる展示スペースと、しっかりアフターパーティーにも潜入してきました。その中で見てきたものをメモしておこうと思います。

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子どもたちが海の絵を描いてつくる「光の水族館」ワークショップに参加したら、なんだかとっても癒された。

2015年2月21日の土曜日に福島県いわき市立好間第一小学校で開催された、「Yoshima Aquarium」のお手伝いに参加してきました。イベント当日だけお手伝い参加でいろいろ聞いている時間もなかったので、そもそもどういうワークショップだったのか、どんな人たちが取り組んでいるのか、どんな体制で実施されてきたのか、等について事後まとめしてみました。

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ad:tech tokyoでも東京ゲームショウでもオキュラス・リフトであっちの世界へ!

9月に開催されたad:tech tokyo 2014で、これまでに無い体験をしてきたのが、Yahoo! Japanが開催していた「TREND COASTER」でした。7月にOculus VR社から発売されたバーチャルリアリティ用ヘッドマウントディスプレイOculus Rift(オキュラス・リフト)を使って、Yahoo検索エンジンの仮想空間内をジェットコースターで疾走するという、見るからに楽しそうな装置でした。なので、さっそく体験してきました。

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セミトランスペアレント・デザイン企画展「退屈」はテクノロジーとアートが融合していてかっこいい!し、仕組みを聞くともっとおもしろい!

銀座gggで開催されている企画展、セミトランスペアレント・デザイン「退屈」へ行ってみました。デザイナー、デベロッパー、プログラマーさんが所属していて、テクノロジーとアートがうまい具合に融合していて、かっこよいWebサイトの制作実績があるかと思えば、いろいろな展示や企画展のアートディレクションだったり、映像や写真、グラフィックのディレクションなども。独自の色があるプロダクションさんなのですが、実際に社員の方と会ったり、作品を見たりしたことがこれまでなかったので、これは!と思い見学にいってみました。

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取壊し予定のビルがまるごと期間限定の美術館に!東京・麹町のBCTIONは壁も天井も床もアートが満載でした。

東京・麹町にある取り壊しが決まっているビルを、その工事開始までの期間限定で美術館にするというおもしろそうなプロジェクトがちょうど開催されていたので、さっそくPeatixして参加しよう!としたら3000が既に売り切れ??と表示。しまったーと思ったら直後に発券数が5000に増えていました。よかった。みんな見てみたくなる人気展示のようです。なのに無料!プロジェクトのサイトを見てみると、若手の気鋭アーティスト70組以上が参加してるようで、これは楽しみ!

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うんちづくしな企画展「ボクらのうんちと地球のみらい 」にいって流されてきた。

ずっと前から気になっていた展示にとうとう行ってきました。日本科学未来館で7/2から開催されている、トイレ?行っトイレ!「ボクらのうんちと地球のみらい 」企画展です。そのものな形をしたブリットくん、ブリットニーちゃん、トイレの助のキャラクターも気になりますが、フジテレビとのコラボしているようで、お台場で開催されていたイベントにもうんちキャラがいました。企画・構成が放送作家の鈴木おさむ氏だったので、そのあたりの繋がりでしょうか。Webサイト制作はSemitransparent Designさん。いろいろ他にも展示や企画展のプランニング~Web制作をされてるようでした。ガンダム展宇宙博2014!スヌーピー展!等もすべてセミトラさん作でした。

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デジタルのしかけも展示もぜんぶ豪華だった、ルイ・ヴィトン Timeless Muse展へ行ってみた

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入口からなにからなにまで豪華に装飾されていた、ルイ・ヴィトン「Timeless Muse(時を超えるミューズたち)」展、デジタルなしかけがあるよと聞いて行ってみました。モデルのケイト・モスや映画監督のソフィア・コッポラ、女優のカトリーヌ・ドヌーブら6人の女性とルイ・ヴィトンの関係性を紹介しながら、ルイ・ヴィトンの歴史、ブランドについて語るという展示でした。ただ、それも紹介するだけではなく、プロジェクションマッピング等新しい技術を使いながら、体験できる展示でした。

東京駅横の東京ステーションホテルでの開催だったのですが、大きな看板などで宣伝しているわけでもなく、レストラン横の通路を抜けて入っていくと、いきなりものすごく豪華な展示の門が現れました。平日の昼間ですが人気はあまりなく、従業員の方のほうが多いような状態でした。
 
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ものすごく重厚な扉に丁寧な案内をされて入ると、仮面舞踏会的なグラスに棒がついたものを渡されます。説明があったかどうかあまり覚えていないのですが、これで展示を見るとのことでした。まず展示のひとつめに入ると、壁2面と立体的に階段上に積まれたボックスにプロジェクターで映像をうつすしくみでした。映像は肉眼で見えるのですが、その階段の一番上にある開いたカバンの中のみ真っ白で、ここでさきほど渡されたグラスを通すと、カバンの中の映像もしっかり見えました。すべての展示がこのグラスを通してみるようです。中は写真が撮れなかったので、図解でメモ…。

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途中の廊下に飾られている解説でも、はじめは真っ白な上に、キーワードとなる英字が斜めに入っているだけなのですが、ここでもグラスを通して見ると、そのキーワードのミューズと、解説文章がグラスごしに表示されました。おしゃれなしくみです。

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広い部屋に入ると、部屋全体の長さに映像がうつされていて、ここでもグラスを通すと、映像が見えるしくみでした。6人の女性とルイ・ヴィトンの関係性をひとりづつ紹介する映像で、この映像の展開も凝っていたのですが、さらにグラスをかざすと違ったものが見える、というこの展示を通しての1アイデアが、より展示物を見たくなるしかけになっているなぁと感じました。正面の映像はグラスを通さないと見えないのですが、つるつるの床に反射した映像は肉眼でも見えていました。科学とテクノロジーを掛けあわせたような仕掛けだなぁと感じました。
後半で展示されていた ケイト・モスのブロンズ像「悟りへの道」や関係ない花にも、このグラスをあてればなにか見えるのでは?とみんなで覗いていました。
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ルイ・ヴィトン「Timeless Muse(時を超えるミューズたち)」展

雪原にLEDを埋めて、みんなで光の花畑をつくるアートな体験 - 越後妻有 大地の芸術祭 雪のスタジアム

■冬も越後妻有へ行く

2012年夏に開催されていた越後妻有の大地の芸術祭ですが、冬版である雪のスタジアムが開催されるということで、さっそく宿を直前に予約し、徹夜しながらも仕事を一段落させ、同僚にあとのことを任せつつ十日町へ向かいました。

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十日町はかなりの雪で極寒なので、防寒装備をしっかりとのことだったので、ネックウォーマーや靴下、ほっかいろ的なもの、毛糸の帽子など用意して、上越新幹線にのりました。越後湯沢に到着し、そこから十日町やまつだいにはほくほく線という15周年記念の路線を使うのですが、これが一時間に一本ほどしか運行していなくて、しかもその貴重な一本をこどもがちらりと映りこんでいる、直近のおしごと動画を「うひひ・・」と見ていて逃す、という嫁さん怒り↑↑な事態を招きました。乗り過ごしたもんはしかたなかろう、と開き直って一時間駅の待合室で呆然と過ごし、次のは確実に乗り込みました。

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■越後は大雪だけども楽しい体験

電車の外はどんどんまっしろ世界に。積もってる雪は3〜4mはありそうな豪雪でした。まつだいの駅も、夏にきたときとはまったく風景がかわっていていろいろあった展示物も片付けられていました。農舞台のまわりに展示や体験ものがありましたが、雪が横殴りすぎて、何をするにもダメージ大だったので、とりあえずは農舞台の里山食堂でほっこりやさしいランチをいただきました。

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そんな吹雪の中、木馬にスキーついた遊具に乗ってはずっこけて泣くこども、神輿みたいなデカイ版に家族三人でのってはみなさんに引っ張ってもらって楽しみ、寒すぎたので松之山温泉の湯をひいた足湯につかったり、身体も寒いぞということでテントでサウナ体験で居眠りったり。何気に極寒を楽しみました。

教室内のすべてが黒板になってるimage

神輿みたいなでかい丸太ソリ祭りみたいimage
足湯でほっこり癒された
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■メインイベントの光の花畑

この旅で一番楽しみにしていたイベントGift for Frozen Village 2013が夕方頃から始まりした。参加者が虫みたいに小さな灯りのついたLEDを10個ほど受け取り、雪原まで歩いて移動、そこで思い思いの場所にそのLEDを埋めて、光の花畑をつくるという大きな規模の楽しい体験型なアートでした。

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100人近い人たちが、ぞろぞろと雪原に集い、そこで楽しみながらお花を植えているみたいな。こどもたちもその雪原の中の道をきゃっきゃいって歩き回っていました。

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だんだんとくらくなるにつれ、その花畑がきれいな姿になり、少し高いところからみると明かりが本当にきれいでした。中央エリアで楽器を演奏している人たち、走り回るこども、上から眺めてほうほぅ言う人たち。寒さを忘れるような楽しい体験でした。その後は激寒すぎて、駆け足で農舞台へ撤収しました。

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■LEDはなんだったのかな?

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LEDには電池おさえるのに爪楊枝?がはさんであって、はじめ嫁さんがそれを花の種がついてて、光もそうだけど実際の種も植えるんかな?的なことを言っていたのですが、それはただの電池ストッパーだったようです。でも種も同時に植える案のがステキだな、と思いました。すぐまたほくほく線で旅館にそそくさ帰って、ぬくぬくしてこどもといちゃいちゃしてスヤスヤしました。

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越後妻有・雪のスタジアム