■冬も越後妻有へ行く
2012年夏に開催されていた越後妻有の大地の芸術祭ですが、冬版である雪のスタジアムが開催されるということで、さっそく宿を直前に予約し、徹夜しながらも仕事を一段落させ、同僚にあとのことを任せつつ十日町へ向かいました。
十日町はかなりの雪で極寒なので、防寒装備をしっかりとのことだったので、ネックウォーマーや靴下、ほっかいろ的なもの、毛糸の帽子など用意して、上越新幹線にのりました。越後湯沢に到着し、そこから十日町やまつだいにはほくほく線という15周年記念の路線を使うのですが、これが一時間に一本ほどしか運行していなくて、しかもその貴重な一本をこどもがちらりと映りこんでいる、直近のおしごと動画を「うひひ・・」と見ていて逃す、という嫁さん怒り↑↑な事態を招きました。乗り過ごしたもんはしかたなかろう、と開き直って一時間駅の待合室で呆然と過ごし、次のは確実に乗り込みました。
■越後は大雪だけども楽しい体験
電車の外はどんどんまっしろ世界に。積もってる雪は3〜4mはありそうな豪雪でした。まつだいの駅も、夏にきたときとはまったく風景がかわっていていろいろあった展示物も片付けられていました。農舞台のまわりに展示や体験ものがありましたが、雪が横殴りすぎて、何をするにもダメージ大だったので、とりあえずは農舞台の里山食堂でほっこりやさしいランチをいただきました。
そんな吹雪の中、木馬にスキーついた遊具に乗ってはずっこけて泣くこども、神輿みたいなデカイ版に家族三人でのってはみなさんに引っ張ってもらって楽しみ、寒すぎたので松之山温泉の湯をひいた足湯につかったり、身体も寒いぞということでテントでサウナ体験で居眠りったり。何気に極寒を楽しみました。
教室内のすべてが黒板になってる
神輿みたいなでかい丸太ソリ祭りみたい
足湯でほっこり癒された
■メインイベントの光の花畑
この旅で一番楽しみにしていたイベントGift for Frozen Village 2013が夕方頃から始まりした。参加者が虫みたいに小さな灯りのついたLEDを10個ほど受け取り、雪原まで歩いて移動、そこで思い思いの場所にそのLEDを埋めて、光の花畑をつくるという大きな規模の楽しい体験型なアートでした。
100人近い人たちが、ぞろぞろと雪原に集い、そこで楽しみながらお花を植えているみたいな。こどもたちもその雪原の中の道をきゃっきゃいって歩き回っていました。
だんだんとくらくなるにつれ、その花畑がきれいな姿になり、少し高いところからみると明かりが本当にきれいでした。中央エリアで楽器を演奏している人たち、走り回るこども、上から眺めてほうほぅ言う人たち。寒さを忘れるような楽しい体験でした。その後は激寒すぎて、駆け足で農舞台へ撤収しました。
■LEDはなんだったのかな?
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越後妻有・雪のスタジアム