スタンプが売れないので、第二弾 Webディレクター必携のスタンプをリリースしてみた。

LINEのスタンプでものすごく儲かったという記事がちらほらでていた中、自分のイラストじゃなーとか、今更参加してももう遅いしなーとか思っていましたが、とりあえずやってみることが重要!と思い、自分のスタンプ作ってみる事としました。2014年の8月のことです。

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とりあえず何も考えずにどさっと書いてみることにしました。コミュニケーションツールのLINEだけど、コミュニケーション下手な感じのスタンプがいいなーと思い、もりもり心の闇スタンプをつくってみました。

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作ってみたイラストの中から、嫁さんにも見てもらいつつ、「これは意味がわからん」とか、「これはさすがに使いにくいわー」といった感じで取捨選択。もりもり減って行く僕のスタンプ。

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ある程度選定したところで、色の塗り方を検討してみました。デフォルトの背景の場合と、背景に写真設定している場合で、ぜんぜん違ってきますが、送る側、送られる側での投稿などもシミュレーションして検証できる、ものすごい便利ツールがStampersさんにあります。

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最初のプロトタイプな着色から、もう少しちゃんと塗ってみるか、と試してみた色など。個人的にはひょろひょろな線と色にしたかったのですが、さすがに見えにくいなーということでいろいろテストしてみました。でも最後には線の塗りを水色にしちゃうという、見えにくい感満載の着色を選定してみました。暴挙!

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まぁ一発目のスタンプだし、細かいことは気にせずに好きなようにやってみるかと、そそくさ登録へ進みます。一回登録して公開してみたいですしね。登録には日本語と英語での登録が必要で、画像はメインが1、タブ用が1、スタンプが40点必要です。

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さっさか登録していくと、ちゃっちゃと進みます。メイン画像はスタンプ一覧に表示される画像なのできっと大事です。目をちょっとでも引きそうなスタンプをセレクトして登録!

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さくっと申請完了しました。スタンプIDは72505…。7万スタンプあるって意味ですかね…。8/30に審査の申請をしました。数日後にステータスの変更がありました。9/3には審査中に!これは早いのか?と喜んだのもつかの間、9/8にリジェクト通知が…。なぜだ!

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リジェクトされた際にはちゃんと理由も送ってくれるようでした。管理画面のメッセージのところに通知がきていました。確認してみると…

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英語テキストに誤りが!スタンプは英語ではStampではないらしい…。なんてこと。「sticker」だそうです、引っ掛け問題のようなミスです…。あともう1点あり、登録する画像は背景が透明になっている、透過PNG画像での登録なのですが、メインに登録した画像だけ透過が抜けていたようです。

これはミスった!と思い、リジェクトの2時間後に再申請!しました。とんとんとやり取りが発生していたので、これはもしかして許可までも早いのでは?と期待しつつ、待っていると、9/9に管理画面が再リクエスト受付の状態になりました。これはきっとすぐいける!と思っていたら、そこから数ヶ月の音沙汰無し状態になってしまいました…。これが例のあれか…。もうすこし状況がわかればいいんでしょうが、どういう審査をしているか、何番待ちなのか、まったく見えない状況で、しだいにチェックするのも忘れてしまいました。

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<a href=“https://store.line.me/stickershop/product/1033094/ja” data-mce-href=“https://store.line.me/stickershop/product/1033094/ja”>ひとりぼっちが行く – LINE クリエイターズスタンプ</a>

そんなこんなで2ヶ月以上たった11/28に、いきなり承認の連絡がメールきていました。おお…、いきなり来たな。でもせっかく承認きたので、即時リリースボタン押してみました。リリースした直後には、クリエイターズスタンプの表示内で、上段に表示される(だろう)から、できるだけ人が見てくれる時間帯にリリースするほうがいいかも、とも思いましたが、もう数ヶ月も待たされて我慢できず、即刻リリース!。

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そうそう売れるもんじゃないのはわかっているのですが、ちょいちょい管理画面の売り上げをのぞいてしまいます。当然ちっとも売れないので、友達に宣伝すると数人が買ってくれる幸せ。友達大事。登録したものの、日の目をみないスタンプが山ほどあるだろうなぁと想像すると、その期待と絶望な感じが悲しいですが、本家では競争も激しすぎることを考えると、LINE本家ではないスタンプ登録サイトなどでちょっとづつでも宣伝したり、友達に紹介したり、プレゼントして使ってもらう、というような地道活動がかなり必要のようです。

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またスタンプがどの程度使われているのか、というデータも管理画面に表示されます。リリースして買ってもらったはいいけど、ぜんぜん使いにくいスタンプだ、ということも相当ありえそうです。うむむ。データは嘘をつかないから恐ろしい。外部のサービスで、スタンプのランキングを時系列で表示できるサイトもあるようです。→スタリコ悲しい現実ですが…。

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<a href=“https://store.line.me/stickershop/product/1034201/ja” data-mce-href=“https://store.line.me/stickershop/product/1034201/ja”>Web屋が広告業界にきてみた。 – LINE クリエイターズスタンプ</a>

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ひとつの売り上げを見ていたら心が折れそうなので、次々リリースする作戦に!前回は心の闇そのままのスタンプだったので、もうちょっと利用シーンを想定したものを考えてみました。Webディレクターのお仕事をしていますので、仕事の中でよく起きるシチュエーションをスタンプ化してみることとしました。前回よりもこれはきっと使えるはず!とそう信じてリリースしてみました。「進捗どうですか?」スタンプなんて、ものすごく使えると思いました。スケジュールも予算も厳しいWeb制作の現場と発注者の間に、ちょっとでも潤いが産まれたらいいなぁと期待しつつ…。

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とりあえず2スタンプをリリースしてみましたが、想像以上に誰も見向きもしないこと、そもそも見てもらえる状態にもっていけないこと、売れないもうからないことがよくわかりました。でもこれで諦めていたら意味がないので、次の第三弾も制作〜審査中です。次回案は、日本だけに留まらず、世界を狙えるスタンプとして考案してみました。リリースされたらこちらも状況を追ってみたいと思います。売れろっ!