友人に誘われてサバイバルゲームに初めて参加してきました。初心者や女性も気軽に参加できるとのことで、ルールも何も分からないまま5人で参加して来ました。都内にもサバゲーできるところはあるのですが、流行っているのかどこも満員で、今回は千葉県の○○市にあるホワイトベースで開戦っ。100m×100mもあるんじゃないかと思うくらい広いフィールドに、森やコンテナでできた施設、小さな崩れかけの小屋、木で組まれた壁などで構成されてました。各コーナーにフラッグと呼ばれるボタンがあり、この周辺を制圧して、ボタンを押すと大勝利というルールです。
ゲームの種類
- ロングフラッグ …フィールドの対角線上のフラッグを奪い合う、長期戦のゲームです。一度やられると場外へ退出になります。
- ショートフラッグ …隣り合う短い角同士で一気に攻める短期決戦ゲームです。一度やられると場外へ。
- 攻防戦 …コンテナ施設を守る側、攻める側となり中枢部のフラッグを目指して突撃します。スタート地点へ戻れば何度でも生き返り有り。
参加者は5〜6人の参加者がわらわらと集まり、全員で30〜40人に。それをざっくりと赤vs黄チーム2チームに分けて、団体戦です。経験者も初心者もごちゃ混ぜで、何もわからないままでも強そうな人の後にくっついて走り出すのが楽しかったです。経験者との差はあきらかで、ちょっと顔をひょこひょこだして見ていると、すぐに頭を狙撃されてしまいました。。弾はBB弾ですが、距離が離れていると当たっても痛くありませんが、近距離だとしびれます…。
こうすれば強くなる?と思ったポイント
- 常に姿勢は低く、立たない
- 壁から見るとき毎回同じところから顔を出さない
- チームで連携が必須っ
- 敵を見つける人、司令塔、援護する人等の役割分担
- 相手の心理を読んだ身のこなし方
- 援護射撃のうまい使い方、相手の気をそらしたりする
- 強い人はかなり軽装…すごい自信だ
- 頭にGoProつけてる人たちがいました、反省会用?
- 隠れるのがうまい、まったく気付かない…体中草だらけのチームも
やられまくりのサバゲー初参加でしたが、みんなとても楽しくって、ぜひまた参加してみたくなりました。都内でもサバゲーができる施設ASOBIBAが期間限定でできたり、周辺にもサバゲーをする人がちらほら増えていたり、専門雑誌もでていたり…。これはもう少し大きなブームが来るのか?!ということで、その時が来る前にサバゲレベルをアップさせるため、サバゲーにデジタルテクノロジーを掛け合わせたらこんなのができる?!という妄想を考えてみました。
■光学迷彩的ななにかで身を潜めるっ
身体全体が擬似草でもさもさしたモリゾーみたいな人たちがいました。戦場外ではモリゾーですが、一旦森へ入ると本当に見つけられません…。危険すぎます。デジタルの力でどんなところでも隠れられたらかなり最強ですきっと。
参考
- MERCEDES-BENZ “Invisible Drive”
- 光学迷彩で後部座席が透明になったプリウス – WIRED.jp
- OL忍者の隠れ身の術。オフィスに溶け込む『透ける服』が登場– ライブドアニュース
- 中国発 背景に見事に溶け込む「透明人間」 – KAI-YOU.net
■自分の分身のダミーで敵を混乱のるつぼに
フィールドの中では身体の一部がちらっと見えても狙撃されてしまいます。そして身体や持っている武器、どこにあたってもヒットとなってしまうのです。でも自分ではなくそれが自分のダミーであったり、自分の動きを真似た映像だったら、これはヒットじゃないはずです!フィールドの中に自分を模したダミー人形や、自分の動きを真似る自分の映像なら、射撃されてもヒットにはならないはずです。フィールド内あちこちに同じ人物がふわふわ現れることで、敵陣を大混乱に陥れます。
参考
- OMOTE 3D SHASHIN KAN
- GAGADOLL
- 立方体のスマホ向け超小型プロジェクター『Smart Beam』が画期的すぎる!:デジモノステーション編集部ブログ
- Skrillex and his new friend at PETCO park lol – Youtube
- Kinect 2– Xbox.com
■はやりのウェアラブル・デバイスで敵の位置を察知!
サバゲー中もゴーグルつけているのですが、どうせならはやりのウェアラブル・デバイスに?!曇ったゴーグルやメッシュのだと、視界も悪くなかなか敵を見つけられません。そこでデジタルの力があれば、隠れた敵も見つけられたり、今の戦況や、仲間からのメッセージなども戦場の絆のワンクリックメッセージのように送れたり、地図上にレーダーのように味方・敵を表示できんじゃないか。
参考
■ついにファンネル的なあれも?脳波で射撃をコントロール
長いライフルタイプやマシンガンタイプな銃だと、敵が現れても射撃できるよう構えるまでには時間がかかってしまいます。しかしテクノロジーの力で、脳波を読み取って敵を見つけた瞬間に射撃するしくみがあれば、敵が身構えるよりも早く、ヒットできるに違いありません。とか妄想していたらさすがのunibaさんが、すでにmakersに脳波でコントロールできる武器を開発されていました。ファンネルも近い…。
参考
- necomimi
- 脳波制御の猫耳、米国でも発売 – WIRED.jp
- mimi.Neuro-Gun – uniba Inc.
- 脳波で動くラジコンヘリが開発される – IRORIO
■空中から敵の位置を一気に掌握しちゃう
敵はバリケードや木の後ろ、土嚢に潜んでいたり、草むらに潜伏していてどこにいるかまったくわからなくなります。でもきっと敵陣の上空からみたら、隠れているのがバレバレになるはず。スマホでコントロールできるカメラ付きのラジコンヘリ、AR.Drone 2.0があれば敵の隠れてる位置も動きも把握できて勝利間違いないです。
参考
- AR.Drone 2.0
- airvision – amana
■気合で必殺技も放てるかも
身体の筋肉や意識を集中して一気に解き放つ必殺技。サバゲーにはそんなものはありませんが、デジタルテクノロジーの力を借りればそれも実現可能かも!?身体の意識を集中し、筋肉をつかってパワーをためて、気合の声とともに発射する。センサーが読み取った気合やパワーに応じて弾数が増減し、そのパワーによって必殺技となるのだ。
参考
- Bitalino:バイオセンサーを自作するためのキット – WIRED.jp
■AR満載の仮想空間でもデジタルサバゲー戦できちゃうかも
将来、サバゲーはこうなっちゃうんじゃないかという妄想。広い真っ白な部屋に立方体のブロックがラピュタの心臓部の黒いブロックのような形で変幻自在にレイアウトが変わる。部屋の壁にはさまざまなシーンへプロジェクション・マッピングによって今日は森林、今日は砂漠とシーンを変更できる。部屋に散在するブロックには、ARグラスをつけることで、木になったり壁になったりしてそこへ身を隠す。天井からは人の動きをセンサーしていて、ゴーグル内のモニタには見方の配置や状況がレーダーのように表示。狙撃されるとこれも服にしこまれたセンサーで自動的にヒットとなる…。トロン:レガシーのような空間でもかっこいいなぁぁぁ。日本科学未来館で以前開催されていた「アナグラのうた」では、広いイベントエリアに入ると、天井のカメラが人を認識し、足元にマークが表示されます。他人と近づくとそのマークから手がでて干渉しあうという未来体験なイベントでした。
参考
いろいろ妄想して楽しんでみましたが、要はサバゲーが楽しかったのです。これにデジタル・テクノロジーを掛けあわせていくことで、もっともっと魔法みたいに楽しい体験になりそうだと思いました。まだまだこれから発展していきそうなウェアラブル・デバイスもどんな体験ができるようなってくるか、本当に楽しみです。