前回の記事「インドネシアの印刷会社に名刺を発注してみた(イラスト検討編)」でおしゃれ名刺に憧れてインドネシアの会社さんに発注したこと、名刺のデザインを作ったところまでまとめましたが、次ステップとして発注のやりとり〜完成までの流れをまとめておこうと思います。最終完成形イメージはこちらの沙桜さん(@saku_666ra)のおしゃれ名刺に近づくこと。 Continue reading
Category Archives: production
イラストをお仕事のいろいろなとこに活用してみたので用途と効能メモしてみた(WEB制作〜ワークショップ)
かれこれ15年ほどWEBまわりの仕事をしているのですが、ここのところ仕事にイラストを使うことがどんどん増えてきました。きっかけは2年ほど前に担当したお仕事だったのですが、せっかくなら自分の得意なことをもっと活かそうと思いはじめてから、さらに用途もひろがり、ご相談いただく機会も増えてきている気がします。ただ、何に使えるのか曖昧な部分もありますので、制作業務でのイラスト活用についてまとめてみましたので、(超)かんたんなプロフィールと合わせて載っけてみようかと思います。さらにイラストを活用できる領域を広げていきたいと思っていますので、「こんなことに使ってみたら?」、「これやってみて」、「もっと詳しく」など、ぜひお気づきの点あればご意見お願いします。
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Web業界ナイスミドルプロダクションズ Presents ミネラル横丁は、ミラーボールやレーザーがキラキラした美味しくて楽しい空間でした
セミトランスペアレント・デザイン企画展「退屈」はテクノロジーとアートが融合していてかっこいい!し、仕組みを聞くともっとおもしろい!
銀座gggで開催されている企画展、セミトランスペアレント・デザイン「退屈」へ行ってみました。デザイナー、デベロッパー、プログラマーさんが所属していて、テクノロジーとアートがうまい具合に融合していて、かっこよいWebサイトの制作実績があるかと思えば、いろいろな展示や企画展のアートディレクションだったり、映像や写真、グラフィックのディレクションなども。独自の色があるプロダクションさんなのですが、実際に社員の方と会ったり、作品を見たりしたことがこれまでなかったので、これは!と思い見学にいってみました。
アンクルトリスがかわいくて、(株)サン・アドの50周年記念展覧会へ行ってみた
株式会社サン・アドの創立50周年を記念した展覧会がGallery 916で8/30~9/6に開催されていて、トリスでおなじみのアンクルトリスなDMがとても気になったのと、会社からすぐ近くだったのでこれは行かねば!と思い行ってきました。
お笑い×テクノロジーなコラボ企画イベント「チョコバナナフェス2013」を見てきました
- クリエーティブ大喜利
dotFesで恒例になっているクリエーティブ大喜利というものがあり、出されたお題に対していかに気のきいた面白い回答ができるか、というもの。これを芸人 さんにやってもらおうというコーナー。本家dotFesでは、Partyの清水幹太さんや中村洋基さん、ココノヱの宗さん、katamariの谷口くんや、家入一真さんが常連のコーナーで、実際に作ったものを見せて回答する形でした。 - 芸人さんお悩み相談
悩みを抱えている芸人さんの話を、代理店や制作会社のクリエーティブな人に相談してみよう、というコーナー。 - チョコバナナ・プレゼン
芸人さんとクリエーターがタッグを組み、世の中に実現させたいアイデアを打ち合わせして、当日の会場でプレゼン。来場客のスマホによる投票数をもっとも多く勝ち取ったチームに、よしもとから実現への制作費として100万円が提供されるというメインイベントなコーナー。
COWCOW × しくみデザイン
リアルタイムに顔認識し、顔におもしろフィルターかけるしくみデザインさんの技術と、COWCOWのコラボ。COWCOWのふたりがこちらをふりむくと顔がバカ殿になったり、あたりまえ体操とのコラボだったりと、見た目にわかりやすいプレゼンだったのと、COWCOWさんの面白い動きが合わさってかなり会場が湧いていました。しくみデザインさんは店頭のサイネージパネルの実績も多くて、さすがのクオリティでした。
ケンドーコバヤシ × 株式会社人間
以前にもアプリ「見てる女やさかい」をリリースしているチームでした。今回もエロ方向Maxで、あ〜きれいな女性だな〜と見ているときに、男の勝手な妄想をその女性が思っているかのような心の声がテレパシーで聞けるアプリ「妄テレ」。ケンコバさんはイベント中ずっと安定のエロ方向で楽しませてくれました。アプリにはしずちゃんver.や、ケンコバver.も収録。サンプルでのセリフがエロすぎて、女性のほうが多い会場で、若干引き気味な気配も。
河本準一 × ココノヱ
次長課長の河本さんとココノヱの宗さんコラボは、自分の描いた分身のクリーチャーが、ライフログを読み取って反映し、どんどん成長していくSNS「生態系」。自分のリアルな行動がどんどん反映していく考え方や、世の中への貢献やビジネスに繋がる視点のプレゼンもあったのだけど、もしかしたら会場の人たちには理解しにくい難しかったのかもと感じました。そこらの面白味がわかるには、SNSのことある程度わかってないと厳しいかも。
レイザーラモンRG × 落合陽一
徳井義実 × AID-DCC(富永勇亮・谷口恭介)
みんな楽しそうにものづくりしてる、制作会社「uniba」さんにおじゃまして話きいてきた
社員のほとんどは手を動かすデベロッパーで、お仕事のクオリティだけでなく、社員の方が個々に作りたいものを開発してはサイトに公開されていてそれがまたおもしろい。そんな最近すごくよく見る会社「uniba」さんにお邪魔して、河合さんにお話聞いてきました。
Webプロダクションさんから頂いた巳年の年賀状がおしゃれ
2013年、あけましておめでとうございます。
今年も広告業界の中でWebやアプリを作りつつ、いろんなところに出没しながらメモをまとめていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。新年早々に、いろいろ交流させていただいた会社から年賀状をいただきました。会社ごとに巳年にちなんで、いろいろ工夫されていて、おもしろかったのでいくつかピックアップしてご紹介させてください。
CONCENTさん
AID-DCCさん
ARCHETYPさん
nudoさん
logramさん
シカクさん
loworksさん
RaNa design associates, inc.さん
BIRDMANさん
Wolkさん
demandさん
acrobatさん
Jimmys さん
こっそりと弊社の年賀状も忍ばせておきました。巳年ということで、凹凸のあるテクスチャを紙につかっている会社さんや、文字まわりに蛇を忍ばせるようなアイデアなどなど。デザインされる会社さんからの年賀状は見ていて楽しいですね。
2013年もよろしくお願いします。
会って聞いてみた vol.2:某大手Web制作会社 坂手さん
いろんな働き方や会社のしくみを見てみようの企画、第二弾は会社の場所は近いけど、ある意味遠い立ち位置のWeb専門の大手制作会社(※大人の事情により社名は無)で働く坂手さんを訪問してみることにしました。
坂手さんは自分の前職であるWeb制作会社、株式会社キノトロープでご一緒させていただいた方で、体制変更の多い会社の中で、一時期下で働かせていただきました。キノトロープではWebの初期からある会社で、仕事の進め方や考え方などで独自路線を走っていた会社でした。それまで京都で部活みたいなWeb作りをしていた自分にはちゃんとした設計、ちゃんとした組織で作る、ということを学びたいと思って入社した会社でした。
坂手さんは主にシステム開発系の部署を担当されていて、大規模なECサイトの設計などを手がけていて、自分は作ったこともないようなドキュメントをよく作成されていました。
そんな坂手さんが、現在どんなことをされているのか聞いてみました。
■全体300人のWeb専門会社
会議室まで案内していただくと、入口前の通路には、受賞トロフィーなどがきれいに陳列されていました…。ああ、やっぱりこれがあると、制作会社としていいもんですね…。会社の規模は、派遣や業務委託の方なども含めると、会社全体で300人規模のWeb専門の会社で、制作をする会社としては最大規模なのではないかと思います。
現在の社内体制は以下のように分かれているとのこと。
- プロジェクトの企画提案、設計、実装を担当する部署
- 営業戦略をたてる部署
- 新規事業開発を担当する部署
- 事業部から発生した運用管理案件を担当する部署
- インフラ構築、事務局業務、システム開発を担当する部署
新しい仕事を獲りにいく業務、新規の構築、定常的な運用をひとつの部署でごった煮の中やる会社もありますが、ここがしっかりと分かれているあたりは分業がしっかりしてる機能的なものを感じました。
10~20人規模の会社であれば、ごった煮で同じ方向を見ながら「みんながんばれ」でもいいと思うのですが、300人規模になってくると、しくみや分業が必要なんだろうと思いました。
■管理運用を担当する部署
坂手さんの担当されている部では、事業部から発生した運用管理案件を担当し、Webをつくったり更新したりする、作る人が所属する部署でした。デザイナーやマークアップの人が制作部隊として所属する全体で30人ほどの部署でした。
部の構成
- マークアップ:12~13人 派遣も
- デザイン系:6~7人 派遣も
- ディレクション:6人 2人は関連会社の業務委託
- 標準化を推進する人:2人
この構成で、100近くの大小さまざまなプロジェクトを進めているとのこと。会社全体では200~300もの案件が動くそうです。
■社内の仕事をベースアップする役割
部の構成を聞いているときに、聞き慣れない単語がありました。仕事の進め方やドキュメントなどの標準化を推進する担当の社員が2名いるらしく、この方たちの役割を聞いたところ、日頃進めている業務のナレッジ共有化を進めたり、マニュアル標準化、テンプレート化などを担当するそうです。
日頃業務を進めていると、こういった業務をスムーズに進められるように、良い部分や反省点などをフィードバックするしくみはなかなか時間を取りづらいと感じます。こういった役割を部内に既に配置してるあたりは、大きな会社だな~と思いました。
この役目の方もやはり作ることへの理解がないと、まとめることができないため、元デザイナーや元システムの方が現在この役目に就いているそうです。
■成長するためのしくみ
部もメンバーも成長していくためのしくみとして会社が行っていることに、部の目標と成果を求めることと、教育制度が充実していることがありました。
部がどんな目標で、どんな改善を行ったか、それが全社にどんなフィードバックがあったか、どんな委員会に参加・主導し貢献したか、などが問われるそうです。
社員教育は充実しているらしく、PM研修、管理職研修、カレッジへの参加、とりまとめたものの発表会などいろいろなものがあるのですが、企画やSNSまわりのテーマには参加者が集まるのですが、PMには集まりにくい現状があるようです。
実際にデザインやマークアップをしてものづくりをすることよりも、上流工程の企画や設計に人気がでるのは、やはりそちらでの実績の方が評価されやすいという業界の流れがあるのかもと思いました。
ただ個人的には企画やアイデアを思いつくだけなら、今や誰でもできることになっていると思っていて、思いついた企画を実現するためにまわりの人を巻き込んでいくような実行力があるか、もしくはしっかりと実現できるための技術がある、技術への理解があること、このあたりがないことにはスッカスカになってしまう気がしています。
■坂手さんの今後やりたいこと
大規模な案件や複雑なシステムがからむような案件も多いこの会社で9ヶ月ほど働いてみたところで、プロジェクトマネジメントをもっと根付かせていくことの重要性を感じ、これを今後やっていこうと考えているそうです。
具体的にはプロジェクトを進めるにあたって、このタイプのプロジェクトであれば、どんな仕事の進め方が適切で、どんなドキュメントを作成していけばよくて、このドキュメントでクライアントと何を合意しながら進めていくのかといった、プロジェクトを進める上でのお作法。個々の能力によるところではなく、このベースとなるところをしっかり整備していくことで、その上で個々の能力を発揮してもらおうという縁の下の力持ち的なところが、いかにも坂手さんらしいなぁと感じました。
他社さんの事例では、各アウトプットに必要な内容がリストにまとめられていて、提出するドキュメントにその要素がしっかり入っているかどうかをチェックする部署があるとかなんとか。自分の会社にはまだまだ遠い先のステップですが、やり方やしくみの理解はしておかねばと思いました。坂手さんとは今度WBS研修とか行こう!と誘っていただきつつ豊洲を後にしました。
会って聞いてみた:(株)katamari 谷口くん
■katamariがあるAID-DCCってこんな会社
・デザイナ:5〜6人
・プランナー:4〜5人
・webディレクター:2人
・システム:2人
・デベロッパー:5〜6人
・映像:2〜3人
■仕事への姿勢や今後の方向性
いろんな仕事が殺到しているイメージがある会社なので、案件とメンバーのアサインはどんな風にマッチングしているのかも聞いてみました。
「それほんまに参加する?オモロイかもしれんけど、実際やらんのちゃうん?ってのは常に考えてます。」とのこと。
katamariがこれからやっていきたい方向ってあるのかも聞いてみました。
■最近のお仕事実績についても聞いてみた
URBAN RESEARCH 2012 AW-STYLE AtoZ
この案件は直接取引のクライアントで、ZOZO TOWNだと仲介手数料をもっていかれてしまうので、なんとかZOZO TOWN内のURBAN RESEARCHのページにきた人を、自前のECへ誘導したいという件。これに対するソリューションがとてもおもしろかったです。
■なぜクオリティ高い仕事ができるのか?
katamariが、クオリティ高いアウトプットできている理由はどこだと思う?という質問をしてみたところ、「優秀な人がいるからじゃないですかね〜」と。まぁたしかにそうなんです。上でも書いたようなプラスのループ、仕事のアウトプットにこだわる→新しいチャレンジ→よいアウトプット→目立つ→次の仕事オファーにつながる→高いスキル・モチベーションのある人が入社→(※くりかえし)が実現できているからなのだと思います。そんな社内の評価システムは、前期の自分の評価を5としてそこから成長しているかどうかを見るそうです。(スパイラルアップというらしい)
また採用については、技術ある人は常に求めている体制で新卒も2名採用されているそうですが、現状集まっている高い技術をもった人たちに混ざってそこで活躍できるほどの技術力をもっている人のみが採用の可能性があるんだと思いました。
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Katamari Inc.
http://katamari.co.jp/
AID-DCC Inc.
http://www.aid-dcc.com/